あなたには新しいスキルが必要か?



事前準備の大切さ
準備には4つ、大切なことがあります。
ワークライフではフェーズを3つに分けています。
①準備フェーズ~事前準備~

食事が生活のリズムを作っているという側面もあります。朝・昼・晩、お腹いっぱい食べるのではなく、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
そうはいっても、一人暮らしだとどうしても不規則になりがちです。ワークライフでは栄養士が考えたバランスの良い昼食を200円で用意しています。
生活リズムを崩してしまう理由によく挙げられるのが、夜に眠れないことです。

●服薬

お医者様からもらった薬は指示通り飲みましょう。指示通り飲まないと正しい適切な量が分かりませんし、そもそも服薬自体をしないとその薬との適正もわかりません。正しく服薬し、お医者様とコミュニケーションをしっかりとって、自分にぴったりの量と内容を見つけてもらうことが大切です。ワークライフでは許可をもらった上で、病院に受診同行し、事業所内での取り組みや、様子を報告して、寛解に近づけるようにサポートしています。お医者様に報告すると、事業所内のトレーニングの緻密さに「そこまでやってるんですね~!」と驚かれることもしばしばです。
②準備フェーズ~プログラムの参加~
職場で困ったこと、困りそうなことをグループで話し合って、ロールプレイングまで落とし込みます。大切なことは、本気になってやることができるかどうかです。真剣に練習しておけば、職場で実際そのような場面になったとき適切に対応できるかもしれません。
自分の病気や障がいの特性、過去に起こった出来事を振り返るなどしながら、自分のことを改めて考えるための時間です。特に、苦手なことを認識することは、就職する際に企業側にお願いする配慮点のヒントになります。また、自己理解を進めて行くため、応募書類の自己PRや志望動機を書くためにとても重要です。

③実習フェーズ
●職場体験
可能であれば、就職前には職場を見ておけると安心しませんか?ワークライフでは、見学や実習を推奨しているため、積極的に参加してほしいと思っています。どのような業種・職種があるのか、どのような職場があるのか、積極的に見学して、就職することの理解を深めてもらいたいと思っています。
●職場シミュレーション
WBS(ワークライフ・ビジネス・サタデイ)という体験の場があります。WBSでは模擬的に職場を作り、その中の一員になっていただきます。支援員からの正確なフィードバックがあるので、会社内でのコミュニケーション改善に効果があります。
④就職フェーズ
●面接練習
作成した履歴書や、職務経歴書をもとに面接の練習をします。何回か練習することで、初めて会うことになる面接官とのやりとりも落ち着いてできるようになっていきます。
●情報へのアクセス
ハローワークの障がい部門に登録することをお勧めしています。興味を引いた就職情報を引き出します。ポイントは業界や職種を絞り切らず、仕事の環境にも意識を向けて選ぶことをお勧めします。
●見える化
準備フェーズの「個別ワーク」では自分自身のことを振り返り、自分のいろいろな側面について掘り下げました。その掘り下げたものを履歴書や職務経歴書に記入していきます。練習してパソコンが得意になった方は、パソコンで作成することもアピールになります。
作成した履歴書や職務経歴書は経験豊富なスタッフがチェックしてくれます。何度もやりとりする中でどんどん良いものが出来上がっていきます。
・準備フェーズで作成した成果物(マニュアル書や手順書など)を添付する
・準備期間中に取得した資格や特に何かチャレンジした過程を記録に残す
就職
おめでとうございます!晴れて就職です。
就職後6か月間は、職場定着のためにサポートいたします。困ったこと・不安なことがあれば、いつでも相談してください。場合によっては、職場と直接交渉し、新たな配慮事項を加えるなどすることによって、長期的に安定して働けるよう、お手伝いします。
6か月過ぎた後も、相談の対応はいたします。ワークライフを巣立ち、働き始めてからも、私たちはいつでもあなたのそばにいます。
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