就職への近道

社会で一番求められるスキル ~コミュニケーション力~

企業が求めるスキルの一番は“コミュニケーションスキル”です。これは何年も前からずっと変わりません。
仕事がうまくいかないとお悩みの方の中には、人との付き合い、上司との関係等が上手くいかないことが原因でお困りの方がいるのではないでしょうか?

就職への近道 ~事前準備の大切さ~

準備には4つ、大切なことがあります。
ワークライフではフェーズを“3つ”に分けています。

①準備フェーズ~事前準備~

●生活リズムを整えること
週5日、8時間の勤務を目指しているなら、ワークライフに毎日決まった時間に来所し、終了時刻までトレーニングを行うことや、毎日の起床・就寝のリズムなどを意識し、実際の就労をイメージしながら活動していきます。

 

 

●食事
食事が生活のリズムを作っているという側面もあります。朝・昼・晩、お腹いっぱい食べるのではなく、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
そうはいっても、一人暮らしだとどうしても不規則になりがちです。ワークライフでは栄養士が考えたバランスの良い昼食を200円で用意しています。しっかり食べて、就職に向けた体づくりをしていきましょう。

 

●睡眠
生活リズムを崩してしまう理由によく挙げられるのが、夜に眠れないことです。眠れないのはつらいですが、だからと言って昼間寝てしまうと昼夜が逆転してしまいます。眠くても、ワークライフに通って、昼間の活動を習慣づけることが必要です。※夜活動的になる人は夜勤を専門とする方法もあります。

 

 

●服薬
お医者様からもらった薬は指示通り飲みましょう。指示通り飲まないと正しい適切な量が分かりませんし、そもそも服薬自体をしないとその薬との適正もわかりません。正しく服薬し、お医者様とコミュニケーションをしっかりとって、自分にぴったりの量と内容を見つけてもらうことが大切です。ワークライフでは許可をもらった上で、病院に受診同行し、事業所内での取り組みや、様子を報告して、寛解に近づけるようにサポートしています。お医者様に報告すると、事業所内のトレーニングの緻密さに「そこまでやってるんですね~!」と驚かれることもしばしばです。

 

②準備フェーズ~プログラムの参加~
職場で困ったこと、困りそうなことをグループで話し合って、ロールプレイングまで落とし込みます。大切なことは、本気になってやることができるかどうかです。真剣に練習しておけば、職場で実際そのような場面になったとき適切に対応できるかもしれません。

●個別ワーク
自分の病気や障がいの特性、過去に起こった出来事を振り返るなどしながら、自分のことを改めて考えるための時間です。特に、苦手なことを認識することは、就職する際に企業側にお願いする配慮点のヒントになります。また、自己理解を進めて行くため、応募書類の自己PRや志望動機を書くためにとても重要です。

 

●コラージュ
コラージュって何だろう?と思う方もいると思います。
自分の好きな写真を切り貼りしたり、切り絵的に画用紙に貼っていきます。
就職に直接関係するのだろうか?と思うかもしれません。
でも、自分のことを振り返ってみてください。自分の気持ちや感情はうまく相手に伝えられているでしょうか?自分に最も近い関係者である家族にも気持ちを伝えることは難しいことですだから、コラージュを使って今の自分の気持ちやどういう気持ちで作ったかを発表してもらっています。少しづつでも自分の素直な気持ちが伝わればいいですね。

その他にも、仕事をしていく上で必ず必要になる“ビジネスマナー”やグループ内では話をする事が苦手という方のために、“雑談力”、世間の動きに強くなるための“新聞の読み方”などのプログラムも行っています。
私たちの特徴はパソコンに向かった作業ではなく、みんなと話をしたり、議論したりして自分を知り、みんなを知るプログラムが中心です。一度見学にお越しください。

 

③実習フェーズ

●職場体験
可能であれば、就職前には職場を見ておけると安心しませんか?ワークライフでは、見学や実習を推奨しているため、積極的に参加してほしいと思っています。どのような業種・職種があるのか、どのような職場があるのか、積極的に見学して、就職することの理解を深めてもらいたいと思っています。

 

 

④就職フェーズ

●面接練習
作成した履歴書や、職務経歴書をもとに面接の練習をします。何回か練習することで、初めて会うことになる面接官とのやりとりも落ち着いてできるようになっていきます。

 

 

●情報へのアクセス
ハローワークの障がい部門に登録することをお勧めしています。興味を引いた就職情報を引き出します。ポイントは業界や職種を絞り切らず、仕事の環境にも意識を向けて選ぶことをお勧めします。

 

 

●見える化
準備フェーズの「個別ワーク」では自分自身のことを振り返り、自分のいろいろな側面について掘り下げました。その掘り下げたものを履歴書や職務経歴書に記入していきます。練習してパソコンが得意になった方は、パソコンで作成することもアピールになります。
作成した履歴書や職務経歴書は経験豊富なスタッフがチェックします。何度もやりとりする中でどんどん良いものが出来上がっていきます。

見える化の例・準備フェーズで作成した成果物(マニュアル書や手順書など)を添付する
・準備期間中に取得した資格や特に何かチャレンジした過程を記録に残す

 

就職

就職後6か月間は、職場定着のためにサポートいたします。困ったこと・不安なことがあれば、いつでも相談してください。場合によっては、職場と直接交渉し、新たな配慮事項を加えるなどすることによって、長期的に安定して働けるよう、お手伝いします。
6か月過ぎた後も、相談の対応は随時いたします。ワークライフを巣立ち、働き始めてからも、私たちはいつでもあなたのそばにいます。